私が幼い頃、大雨が降ると必ずどこかの村でダムが決壊し、鉄砲水に集落が流されるということが頻繁に発生していました。それが怖かった私は、暴風雨の夜になると必ず母に「うちの村のダムは大丈夫なの?」と確認したものです。母は毎回決まって必ず言ってくれるセリフがありました。
「大丈夫。あれは日本人が造ったダムだから。」
その頃の私は「日本がつくったものは、ぜったい壊れないんだ」と幼心に記憶したものです。
中国のGDPが世界2位となり、欧米の凋落とアジアの復興が明らかになる中、政治の行方も混迷を極める日本は、これからどんな国の姿を目指してゆくのでしょうか。
「欧米を追随する日本」から「中国を得意客とする日本」へ転身するのか、どちらにも従わない独自路線を貫くのか。
いづれも簡単な道ではなさそうです。
これまで通りアメリカを追従しても成長は見込めず、あえて失敗した仕組みを模倣する理由も見当たりません。かといってアメリカから中国へ乗り換えても、一度「日本はアジアではない」と宣言し、アジア諸国を三等国家扱いした日本が、今更反日感情の強い中国に可愛がってもらえるはずがありません。ビジネスにおいても様々な差別と陰湿なイジメを受け、日本人のプライドは、人間として生きることが苦しい程に傷つけられることでしょう。
では、日本独自の路線を世界に対して貫くことはできるでしょうか。
米国や中国と対等に渡り合い、交渉ができる日本になることは可能なのでしょうか?
精神的にも大人の国家として認められ、世界から尊敬されるリーダーシップを発揮することはできるのでしょうか?
毎年のように首相の顔が変わる国家のリーダーシップを、一体どこの国が信頼してくれるというのでしょうか。
敗戦後、悔し涙を飲んだ日本のサムライたちは株式会社にその身を移し、企業戦士としてこれまでの経済戦争を戦ってきました。その結果、メイド・イン・ジャパンで世界No.1のブランドを勝ち取り、ものづくり国家として勝利したことが、現代アジアが世界の工場になる流れを決定しています。
わたしから見ると、日本人がものづくりで世界No.1になってしまったから、「これは日本に勝てない」と感じた欧米が金融業にシフトし、今の世界的な経済危機に繋がる流れまでをも生み出しているのです。
その日本が次に何をやるのか?それは”人づくり”しかありません。
日本文明は、欧米の文明に対して唯一チャレンジし続けている文明です。
イラクでは毎日20回を超えるテロが起きていますが、世界で一番石油という富に恵まれた国が、世界で一番貧しい国になっています。豊かなものを持っている国を、争いにあふれる貧しい国にさせてしまうアメリカ式の文化文明で、本当にいいのでしょうか?米国のリーダーシップは、9.11以降世界で信頼を失っているのです。
今、日本人が己の使命に目覚め、時代の精神、人類を代表した世界精神を体現して、人間の精神を次元上昇させるムーブメントが必要なときです。
その兆候は8月31日に始まり、いま広がりを見せています。
人を悟らせる”人づくり”で雇用を創出し、新しい職業、新しい産業にまでさせ、新しい生活・企業・ライフスタイル、新しい文化・文明まで創建するこの壮大なムーブメントに是非、あなたも参加して欲しいと思います。
これからの世界は日本が創る。そのJAPAN MISSIONを、自分自身の目で、是非確認してください。
NohJesu


