| Q3. | コミュニケーション力を向上させるために、具体的には何をすればいいのかがありましたら教えてください。 |
| A3. |
基本的に一番重要なことは「問題発見能力」ですね。 問題がわかったらそれを解決しようとします。 解決しようとする意志があれば、どんどん気づきがでてきます。 その知恵を蓄積することで自動的に自分が言いたいことも出てきて、相手のことも聞きたい心になるのです。 そうでなければ本当のコミュニケーションではないのです。 相手の話を浅くしか聞けなくなり、話を自分勝手に解釈・判断して相手を馬鹿にしたりするのです。 それは根拠のない傲慢です。 あるいは、面倒だとか自分に自信がないからとかで相手を無視したりするようになるのです。 では問題とは一体どういうものがあるでしょうか? 目先のことだけに走るのではなく、「一体何が問題なのか」という問題意識を持つことが重要です。 問題の種類は2つあります。 「本質的な問題」と「現実的な問題」です。 本質的な問題については、まず「人間は何なのか」「自分が何なのか」がわかることです。 例えば自分がトラだったとしましょう。 でもトラだとは知らずに「魚だ」と思い込んで海で泳ごうとするのです。・・これでは上手くいきませんよね。 なのに「何で水泳ができないのか・・」と悩んでみても無駄な悩みなのです。 ですからまず、「自分は(人間は)何なのか」を追究することが必要なのです。 「人間は何者なのか」がわかって、次に「生きることとは何なのか」という質問にいけるのです。 ですが、それを解決できずに目先のことや生活することで精一杯になりやすいのですね。 それは、とにかくただ歩いて、「歩き方」だけを気にするようなものです。 「歩き方」だけが気になり、「どこへ行くのか」「なぜ行くのか」はわからないままに命を終える。 しかし、本当にそれでいいのでしょうか? 「人間は何なのか」「生きることは何なのか」が明確になったベースで、次は「自分が住んでいるこの時代にはどんなミッションがあるのか」 「この時代の人間は何を解決しなければならないのか」、さらにもっと細かくいけば「日本文明は何なのか」と続いていくのです。 これらの本質世界を追究し、整理整頓する必要があると思います。 それを「アイデンティティの確立」と言っているのです。 自分が何者なのかわからない、人間が何者なのかわからない状態で、一体どんなコミュニケーションができるのでしょうか? ですから「コミュニケーションをどうするか」の以前に「本質的な問題」を解決しなければならないのですね。 「自分が何者か」を知るためには、「宇宙自然が何なのか」を整理できることが必要です。 そのくらい「自分が何者か」とは、問題が深いものなのです。 「宇宙がなぜ、どうやって生まれたのか」、「時間・空間・存在が何なのか」、「光は何」、「水は何」、 「力は何」等がわからなければ「自分が何者か」もわからないのです。 つまり「宇宙自然全てがわかる = 自分が何なのかがわかる」ことなのです。 そして自分が自然体の人間として、文明体の自分としてどう生きるのか、どんな文明を創るのかに行くのです。 私はアイデンティティの確立のことを「認識の勝利」と言っています。 それを土台にした「現実の勝利」と「希望の勝利」。この3つの勝利が必要だと思います。 「認識の勝利」ができないと実践のパワーは出ないんですよ。 「不動の心」にもなれず、条件によってコロコロと心が変わってしまうんです。 会う人や聞く言葉によってコロコロ心が変わるようでは感動も起きずに、大きな仕事も出来ない。 意志がある生き方も難しいと思います。 根っこである「認識の勝利」ができれば「不動の心」となり、何をやるべきかがよくわかるようになるのです。 そして世の中の現実の障壁を突破するために、いろんな苦しみと出会い、涙をしながら突破・前進して現実に勝利することで、 さらに希望をもつようになるのです。 そうして、「もっと平和な世界をつくっていける!」「宇宙の開拓時代を広げるんだ!」という希望の世界を広げていけるのです。 コミュニケーションは、「自分はこうしたい!」「こう生きたい!」ということを主義主張することなのです。 そして相手の夢、ビジョンを聞く耳も持つことです。 それなのに、相手のことも聞いてない、自分が伝える内容もない状態だったなら、相手の魂の叫びも聞こえるわけがありません。 なぜなら「自分にも(伝えることが)ないから、相手にもないだろう」と、 自分の経験や知識レベルで全てを判断してしまうからです。 そのように、自分に対する尊敬や信頼、愛情をもっていない状態では、相手に対しても尊敬や信頼、愛情を持つことができない。 それではコミュニケーションができるはずはないのです。 実は全てがコミュニケーションなのです。コミュニケーションは循環です。 地球の自転や公転もそうです。 血液の循環もそうです。 サステナブル(循環)と言っていますよね。 自然自体がサステナブル(循環)、コミュニケーションなのです。 |
