| Q7. | これからの時代に一番必要な能力とは何だと思いますか? |
| A7. |
一番必要な能力と言ったときに、まず能力とはどんな力でしょうか。 それは問題解決能力、問題解決の力。 それを能力と言っています。 そして、人間が持っている本質的な問題は、「四苦八苦」の問題と、 「自分はどこから来てどこへ行くのか」という問題の2つが挙げられると思います。 結果的にそれは「人間は何者なのか」という、自分のアイデンティティに対する明確な問題、 無知が突破できる世界であり、言い換えれば人間そのものが持っている力、「人間力」です。 ですから、今から一番必要なことは、四苦八苦の問題が解決できて、 自分がどこから来てどこへ行くのか。 そして、どんな未来を創ることができるのか、人間は何を知ることができて、 何を実践することができて、何を希望することができるのか。 ですが、これらに対する答えは、今まで人類がまだ明確に得ていません。 その根本的、かつ本質的な無知を解決できるのが、人間力です。 その問題が解決できている人が、21世紀の人間商品として憧れのモデルになると思います。 では、人間力をもっと細かく具体的に表現してみましょう。 植物の成長過程に例えてみると、一番根っことなるポイントは、「自分自身をどう思うのか、そのアイデンティティのパワー」ですね。 そこから無知が解決できます。 四苦八苦の問題とか、自分がどこから来てどこに行くのか。 あるいは、人類は、人間は、何を知ることができて、何を実践することができて、何を希望できるのか。 その世界に対する答えが根っこです。 しかし、これが出来たからといって、まだ個人のレベルです。 これを伝達する力が重要になります。 この世界は一般的には知られていないので、これを知らない人たちにどう表現、伝達、交流していくのかが重要なのです。 茎のレベルはコミュニケーション、表現、伝達する能力、そして、相手を共感させる能力です。 それができたら、次は葉っぱです。 葉っぱのレベルでは、たくさんの人たちから情報知識をキャッチして、より速いスピードで展開できる。 これは組織化させる能力だと思いますね、言葉の組織化や、人間の組織化などです。 多様な人間や情報知識、お金など、多様な組織の仕組みをつくりだして、そこから情報データを引っ張り、 より大きな範囲で勝負するために、組織化する能力。これも必要だと思います。 次は、それを通して花を咲かせる段階です。 それは新しい感動、感謝の世界ですね。 感謝、感動ができるパワー、能力。 自分が生きていることは、宇宙すべてのおかげですから、すべての応援があって自分が存在することを明確に確認できるレベルです。 そのような感謝、感動が毎瞬毎瞬できて、それを自分だけの世界ではなくて、人類の共通のビジョン、 価値、目的、目標を持って、多様な限界と出会い、多様な限界を突破していく、その感謝と感動と喜びの涙がある世界です。 それが喜び感謝感動、共通のビジョン、感動のストーリーをつくって実践していく花の段階。 次は、そのことを通して、どのくらい美味しい文化文明をつくるのか。 それが実の段階です。 文明のパラダイムとは、すべての存在の分け方、決め付け方が変わることですね。 新しい文明を、新しいパラダイムを創造する、その創造の喜び、クリエイティビティ。 このように、一連の流れを通して、今から一番必要なことは、自分が何者なのか、という「アイデンティティパワー」なのです。 無知を突破する知恵のパワー、それを人々に広げ伝達し表現、交換交流していくそのパワーと、情報知識を引っ張り、組織化するパワーですね。 そして、情報知識を引っぱって花を咲かせる、多様な共通のビジョン、感動のストーリーで、限界と出会って涙を流しながら、 限界を突破して、喜び感謝感動の世界へ。 根っこの、「自分は何者なのか」「自分はどこから来てどこへ行くのか」それを知るだけでも、 感謝感動ですけどね。 無知を知るだけでも、すべてがオーケーになりますね。 これは究極の力とのつながりですからね。 宇宙すべての存在を存在させ、変化・運動・移動させるその究極の力とひとつになること、 力そのものになることですから、個人の段階ではパーフェクトにOKですよ。 けれども、個人だけでは限界ですから、たくさんの人々にどうそれを伝達するのかの問題になります。 その意味で、表現、伝達、交換・交流、共感・共有する茎のパワーが必要なんですね。 それだけではなくて、よりこれを広げていくためには、多様な情報知識データを、 よりわかりやすく伝達することが必要で、そのためには組織が必要です。 葉っぱは、組織をつくる能力で、それを通してより明確な共通のビジョンや、 感動のストーリーを作り、苦しい限界と出会ってそれを突破して、 その涙、感動のストーリー、感謝感動がよりもっともっと大きくなっていく。それが花ですね。 そして実の世界では、新しい文化、全世界・全人類に共通の文化の創造。 多様性があって、だけどお互い認め合い、生かし合うことができるALL-WIN文化。 そこで、新しい文明のパラダイムを創造することができる。 ですから、今から必要な能力は、この根っこから実までの力だと思います。 |
