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2014.05.14

近代理性の限界を超えるために気づくべき問題とは?

宇宙自然や人間の本質を理解する方式は、大きく分けると2つあります。
1つは、「神」「王様」を絶対視する古代・中世の理解方式、思考方式、認識方式です。
人間の考えが車だとすると、思考方式は“考えが走る道路”と表現できます。どんなに良い車でも、道路がない道は走ることができません。
そのように古代・中世の人たちは、「神」や「王」を否定して、本質や現実のことを考えることはできなかったのです。

この理解方式をALL ZERO化する革命の大事件が起きたのが、近代ルネッサンスでした。
それまで絶対視された王と神の概念を超えた新しい中心概念が誕生し、農業社会から産業社会に大移動したのです。

神の概念に代わって「力」の概念を開発することで、目に見える現実世界を出発にして、思考・論理を展開し、存在の秩序を整理できるようになりました。
ニュートン・デカルトのX軸・Y軸・Z軸の開発とともに、力が伴う力動の方程式を使って宇宙自然の現象を説明できるようになったのです。

このような近代理性の、実験を土台にした客観的認識再現の精神は、物質文明の終わりなき成長成熟をリードするようになりました。
また、王というポジションを独裁権力のシンボルにして破壊し、新たに大統領を中心とした民主主義の時代を拓いていったのが近代理性だったのです。

王の独裁権力と神の絶対権力を超えて、新しい民主主義権力と科学理性のシンボルである「力」の概念を道具に活用して、現代物理学の時代を拓いた近代の思考方式・理解方式は、人類に大きな豊かさをプレゼントしてくれました。
王の奴隷、神の奴隷から人類が解放されたのです。

しかし、その奴隷から解放されたら、幸せな人類の時代が広がるかに見えたけれど、現実はどうでしょうか?

地球や太陽の自転公転が1ミリのずれもなく計算できる力動の運動方程式、クォークや電子の超ミクロの運動世界も、1ミリのずれもなく記述できる科学理性、物理の理性が人類を幸せ、平和へ導くことができていない、その理由は何でしょうか?

それは、人間にとって根本問題であった「観点」の問題を取り入れていなかったことです。

「観点」を取り入れないこと、すなわち人間の主観的心の宇宙を排除して、客観的物理の宇宙だけを追求する科学理性は、人間の尊厳性、主体性を無視することにつながり、人間の疎外を生んでしまうのです。

自分の存在意味や存在価値を見いだせない、やる気が出ない、夢が持てない、自信が持てないといった悩みも、争いや摩擦、衝突もすべて、脳に観点固定して「自分」と「自分以外」を分けるものの観方、認識方式が根本原因なのです。
この近代理性の限界に気づき、観点の問題を認識することで、今の時代の多様な問題を解決する突破口が明確に見えてきます。

歴史的な大事件であった西洋のルネッサンスを補うことができるアジアのルネッサンスは、心の文化文明が他のどの国よりも発達している日本から始まることは間違いありません。

アジアのルネッサンスを起こしていく道具として、無から有が生まれる仕組み、絶対世界と相対世界の関係性を説明できる観術の「イメージ言語」を、ぜひ多くの日本の方に知っていただきたい想いで、現在、認識技術完成感謝キャンペーンとしてどなたでも無料で受講できる4日間の「ワクワク観術セミナー」を毎週東京と福岡にて開催しております。

イメージ言語を活用することで、今ここ、考えに勝ったスッキリ、ワクワクの心感覚で生きる新しいライフスタイルが可能になります。

一人でも多くの日本人が、無限の可能性そのものである本当の自分に目覚め、今の時代の危機を救うリーダーシップを発揮してくださることを心から願っております。

Noh Jesu