2009.05.24 コラム

教育の未来

「何を・どういう状態で・なぜ学ぶのか」によって個人の人生が決定し、また組織や人類の未来が変わっていきます。

地下資源も天然資源も全くない砂漠の国、イスラエル。その人工は約700万人です。その隣には人口数億のアラブ国家があります。アラブ国家は、世界へ影響を与える石油資源を有しており、さらにイスラエルとは比較にならないほど強力な軍事力まであります。しかしそのような状態でも、アラブ国家がイスラエルに勝てない原因は、『教育力の格差』にあると言えるでしょう。

今までのように国家・民族・宗教などに分け、持続的に摩擦・衝突・戦争を繰り返す歴史を終わらせ、人間の尊厳性と自由・愛・感動・信頼が溢れる生き方を送れるかどうかは、『受ける教育』によって決定されるものなのです。

私たち人類は、一体何を学ばなければならないのでしょうか?

自分自身、また周囲の人々が幸せで平和に生きるために、『学びが変わらなければならないこと』に、いつ気付くことができるのでしょうか。

国際社会をリードしてきたアメリカは、どんな状態で何を学んだ結果、今のアメリカの文化文明を創ってきたのでしょうか。日本は、どんな状態で何を学んだ結果、今日の日本の文化文明を持っているのでしょうか。67億の全人類が、どんな状態で何を学べば、Win-Winを超えたAll-Winの恒久世界平和につながる人類普遍文明を創建することができるのでしょうか。もし地球上に暮らすすべての人類が、絶対的真理に沿った宇宙137億年の在り方を学び、それとつながって資本主義社会のメカニズムを100%理解できる学びを得たとき、どんな世界が生み出されるのでしょうか?

皆さんは資本主義のメカニズムを何パーセント理解できていると思いますか。資本主義のメカニズムやルールがわからない状態で、どれくらい楽しむことができ、成功、幸せの人生を過ごせると思いますか。もしあなたがサッカーをやるときに、ルールがわからないまま、もしくは一部分しかわからないままだったら、果たしてサッカーを楽しむことはできるのでしょうか。そのゲームを通して達成感を得られるのでしょうか。私たちは、資本主義のメカニズムの中で日々を送っていますが、資本主義メカニズムの全体の在り方と、それらが存在する背景をどのくらい理解しているのでしょうか。

HITOTSU学は、これらを論理とイメージで100%理解でき、共有できる学問です。1つから2つが生まれる剰余発生メカニズムを活用して、宇宙自然の力動のパターン、物理の法則を説明し、人の意識や思考・感情を中心にしてつくられる社会環境、文化文明、歴史、そしてその一部である資本主義システムや人間のメカニズムまでも説明できるのです。資本主義をマスターし、成功・幸せの人生を共に送りましょう。

そして、あらゆる人の心が満たされた平和な社会を創るためにも、未来の教育を共に創建して参りましょう。