2013.11.09 コラム

人類が突破しなければならない最後の「障壁」とは?

今私達が生きているこの時代は変化が激しく、未来を予測しにくいカオスの時代ともいえます。そんな時代だからこそ、時代の限界を診断し、その限界を明確に突破する方法を見出さなければならないのではないでしょうか。
この時代の限界とはいったい何でしょうか?

今の時代は、インターネットやスマートフォン、Facebookなどを見ればわかるように、これまで限界だった空間や距離や言語の障壁が解決されて、地球上のどこにいても、容易に連絡を取り合ったり交流したりできる時代です。
そうみたときに、最後に残っている障壁は「判断基準・観点の障壁」だと私は捉えています。人間一人ひとりが持っている判断基準と判断基準・観点と観点の障壁を越えることこそが、どんな問題よりも優先して解決しなければならない、時代の中心課題なのです。

今まで人類は、個人と個人、組織と組織、国家と国家などさまざまなレベルで、多様な摩擦や衝突を繰り返してきました。その根本原因を一言でいえば、人間一人ひとりの判断基準・観点が皆違うからです。しかし、違うからと言ってもし判断基準・観点を統一してしまったら、機械やロボットのようになってしまうし、ファシズムに陥る危険もあります。
違うから問題が起きるけれども、統一することもできない、この判断基準・観点の問題を解決することができるのが、観点を変化・次元上昇させる「観術」という認識技術です。
この時代の問題は、科学技術の水準が足りないことから起きているのではありません。科学技術は終わりなくイノベーションし続けているにも関わらず、人間の精神性につながる「認識技術・認識能力」はまだまだ低い水準の自己中心性にとどまっているのが現実です。このアンバランスを解決することができるのは、教育しかありません。

今までの暗記中心の教育や、試験に要領よく対応できる人を育てる教育、すなわち、規格化されたジグソーパズルのような断片知識の暗記や理解能力を育てる産業化時代の教育では、創意的発想が重要視される情報化時代に必要とされる人材を育てることはできないでしょう。
判断基準・観点の問題は、存在や事物に対する人間の「認識の問題」にもつながります。
宇宙自然や存在を“事物”として見る教育では、すべての存在は分離独立してバラバラに散らばっているので、一貫した知識体系にまでは発展しません。
宇宙自然や存在を“事件”として観る認識教育では、すべての存在が5次元の動きでつながっているので、すべての知識断片が一貫してつながり、大統合された知識体系が誕生するのです。

今からの時代は、あらゆる障壁を突破し、疎通と交流の大革命が起きるコンバージェンス(融合)時代です。人類500万年間続いた脳の癖によるディバージェンス(分離)時代は、イメージ言語と観術によって終末に向かうでしょう。
観術が主導する教育革命・認識革命は、新しい日本を創り、韓国を目覚めさせ、アジア、そして全世界を目覚めさせる世界人類のルネッサンス運動を目指しています。
分離をつくるあらゆる境界線をすべてゼロ化する創意的破壊は、悟りの境地であり、日本の和心、侍の精神にも深くつながるものだと私は解析しています。
観術を活用した情報化時代の新しい教育の代案を広く提供し、判断基準・観点の障壁がつくる問題解決に精力的に取り組んでまいりたいと思います。

Noh Jesu