2015.05.31 コラム

宇宙が「有る」認識から「無い」認識への大転換が必要な時

宇宙自然が重力法則一つで統合されているように、人類歴史の流れも一つに統合されていく流れにあります。

その大前提を理解することで、
「社会とは何なのか」「歴史とは何なのか」「進歩とは何なのか」「文明とは何なのか」「尊厳とは何なのか」がわかるようになります。

この地球上の国家、民族、宗教、そして企業や家庭、個人に至るまで、分裂、摩擦、衝突が止むことのない現状をみると、まだまだ人類は野蛮な文明のレベルにとどまっていると言えるのではないでしょうか。

その限界を越えて、IT革命、スマート革命に続く認識革命が起き、人間一人ひとりが悟りを得て、尊厳関係、尊厳民主主義の構築、そしてハイパーコネクション社会の構築へ向かっていくのは、歴史的な必然の流れでしょう。

観術は、“今ここ”完全観察ができる認識技術を通して、バラバラのジグソーパズルを統合できない認識疾患の苦しみから自由解放させようとしています。  

物事を「事物」で認識している状態では、バラバラなジグソーパズルがまったくつながらない複雑な世界になってしまいます。
無から有が生まれる仕組みを理解し、物事を「事件」で認識することで、物事を一つの巨大な事件の体系の中の一部分の事件として、理解することができます。

観術では、宇宙137億年の自然現象を一つの巨大な事件で観ています。
真実は永遠不変のひとつの動きしかないことを明々白々に知ることで、尊厳関係、尊厳民主主義が具現化できることは間違いありません。
ひとつの動きしかないことを明々白々に知るためには、人間と人間の宇宙をALL ZERO化できる認識技術による観点の次元上昇が絶対条件なのです。
自分と自分の宇宙が「有る」のが当たり前の時代から、「無い」のが当たり前の時代に移動させる歴史的な大転換を起こそうとするのが、観術の勝負なのです。

この歴史的な大転換を成功させる要素を3つで整理整頓してみると、
(1)3次元・4次元・5次元の関係性を明確に解明できるイメージ言語。
(2)脳の認識のクセ4つ「部分だけをとる、違いだけをとる、過去とつなげてとる、3次元化させてとる」を発見すること。
(3)境界線がない世界から境界線があるように錯覚を誘発する独特な5次元の動きがイメージできること。
この3つが揃うことで、人間と人間の宇宙を消すことができるのです。

次に、これらを活用応用して、技術化・商品化・職業化・産業化することができる観術セッション士、観術コンサルタント、観術プロデューサー、観術講師のような最先端知識を普及する専門家たちを育てることができる独自の教育コンテンツおよび教育者が必要です。

そして、持続的に進化し続ける知識生態系プラットフォームも必要です。

さらに、あらゆる問題を解決でき、世界72億がNOと言えないWin-Win、All-Winの人類共通のDream、Vision、目標、計画が必要になります。

今ここスッキリした心で、ワクワクしながら、希望の未来社会をつくっていく突破口を日本からつくっていきましょう。

Noh Jesu