2016.05.30 コラム

心と心を繋ぐ心路の開発開拓時代へ

私たちが生きているこの時代の現在地は、どのような状態でしょうか?
重要な課題の一つとして、地球温暖化の問題は避けることはできないでしょう。大気汚染や放射能汚染などを含めた地球環境の問題も、人類の未来に不安と恐怖を投げかけています。
少子高齢化も、日本だけではなく世界の先進国が直面している深刻な問題の一つです。
またこの時代は今までずっと男性中心だった“殻文明”を終わりにさせ、女性性が大活躍する“中身文明”が始まる時代といえるでしょう。
これは「悟り」が、今までのように人生のゴールではなく、人生の始まりになることを意味します。つまり、悟りが九九算のような基礎知識に過ぎない次元になってしまうほど、知識の大爆発が起きる時代になるということです。

またこれからは、あらゆるジャンルの壁が破壊され、融合していくコンバージェンス時代になります。ですから国際結婚も今以上に常識になるでしょう。
さらに創意力とイノベーション(革新)の大爆発が起き、人間の無限の可能性の開発が可能な時代になっていくでしょう。

約100年前の1903年、ライト兄弟が初めて飛行機を飛ばしたとき、その飛行はたったの12秒間で、距離は37メートルでした。多くの人はその12秒、37メートルの飛行を見て、鳥のように空を飛ぼうとすることを愚かだと馬鹿にしたり、軽蔑したりしました。
しかし、ほんの一握りの勇気ある投資家の応援によって、空を征服したいという強い意志を持ったライト兄弟は研究開発に没入しました。その結果、空を自由に移動できるという人類の新しい歴史をつくることに成功したのです。その約60年後には、人類は月に行くことに成功し、さらには宇宙ステーションまでをも建設する快挙を成し遂げたのです。

NRグループは、今まで人類が解決できなかった心と心の障壁を突破し、心と心を繋ぐ「心路」の開発開拓に挑戦し続けてきました。
初めはなかなか理解されず、誤解や誹謗中傷を受けたこともありますが、多くの方々の応援と、20年間の研究開発によって、地球上に生まれた人間の長年の夢であった、真理そのものの人間になることができる教育の体系化に成功しました。
そして今、「尊厳塾システム」という新しい教育と経済の実践を通して、真理を自由自在に活用応用する理想的なライフスタイルを具現化する直前まで来ています。

これからは、今まで多くの天才たちが悩みながら、そして多くの民衆たちが血と汗と涙を流しながら体系化した知恵の塊である「宗教的ライフスタイル」と「科学的ライフスタイル」を融合する時代になるでしょう。
そして鬱ゼロ、自殺ゼロ、殺人ゼロ、戦争不可能な人間社会を実現する道、人間一人ひとりの心がいつもスッキリした状態で、ワクワクした幸せな人生を過ごすことが可能な道が拓かれ、新しい人類文明へと転換していくでしょう。

今年は、6月より「ジャパン ミッション プロジェクト」というムーブメントで日本全国を回って講演活動を行いながら、皆さまと共に新しい道を切り拓いていくチャレンジをし続けてまいります。一人でも多くの方に関心を持っていただけると幸いです。

Noh Jesu