2019.08.25 令和哲学シリーズ

【令和哲学21】エリート時代の終焉を引っ張っていく日本の令和維新

人間にとって一番理想的な状態を知らせる令和ののぼりが立ちました。

「肉を切らせて骨を断つ」という日本ゲームの宣言は既に告げられ、明治維新の時よりも100倍、1000倍以上ワクワクする、力動的でクリティカルかつクリエイティブな社会が創られようとしています。
そんな中、日本人一人ひとりの心も、すべての病の根底が崩れ去って「哲学をすることができる健康な心」に変わろうとしています。模様や形が実在するという錯覚に人類全体が陥っていたことが100%わかったときに、すべての病が幕を閉じるのです。

この時代は、今まですべての知識が病の原因になる時代ですから、今までの知識階級や知識を手放す勇気がない人たちは、新しい時代の主人公にはならないでしょう。
エリートたちの没落が起きるようになるのです。

この話に入る前に、まずは今までの人間の理解方式とnTechエヌテックの理解方式の違いをみてみましょう。

今までの人間の理解方式は、何らかの運動方程式(主語S+述語V)によって多様な変化現象を理解しようとしてきました。例えば古典力学的な運動は、主語Sと述語Vが認識可能な運動で、時間による物体の位置と速度が同時に測定不可能な運動です。
また量子力学な運動は、主語Sと述語Vの2つの関係に明確な分別がなく、位置と速度を同時に特定することが不可能な世界で確率の波動方程式で記述しています。

一方、nTechエヌテックは、この2つの運動方程式とはまったく次元が違います。
主語Sと述語Vの2つが分離不可能な源泉的な動き、すなわち絶対的運動、絶対的基準界、永遠不変な運動パターンを持続する動きであり、時間がない世界から時間が生まれる動きです。

つまり、これまでのように古典力学や量子力学による「運動方程式」で理解するのではなく、「存在方程式」で巨視・微視の現象世界を理解する新しい理解方式なのです。

これは、絶対的運動・等速運動ですから、認識不可能な動きであり、またその動きそのものが基準座標軸になって、そこから多様な次元や観点によって、多様な存在の運動方程式が生まれる仕組みを理解します。

このことから、これまでのような物体の位置変化を通した「時間があるのが当たり前の理解方式」は、相対的理解方式であり、旧いパラダイムであるとnTechエヌテックでは既定しています。

nTechの新しいパラダイムは、主語Sと述語Vの分離は不可能であり、模様と大きさがゼロ状態のイメージ不可能、認識不可能、感じることが不可能な動きそのものをオリジナルマインド「1」(本来の心)として規定しています。
そして、このオリジナルマインドは多くの弱点を持っているのですが、その多様な弱点をカバーするために錯覚の仕組みをつくり、夢をみているのです。

今の数学・物理学は、オリジナルマインドの夢である「錯覚の仕組み」の一部分を懸命に理解しようとして運動方程式を研究しているのです。

話を戻すと、模様や形が実在するという錯覚に人類全体が陥っていたことが100%わかり、すべての存在が究極にほどければ、格差がゼロになる“上向式次元上昇”が起こります。

そのとき、格差がないひとつそのものの健康な心になるのです。
すべての模様や形の出発点である「点の秘密」がわかり、それを自由自在に活用応用する源泉的な動き、すなわち永遠不変の動きを使う絶対世界に突入します。

そのとき、すべてのクローズ界がひとつ残らずオープンされ、事物自体はどんな本質も持たない状態であることがわかります。
ポジションも、方向性も、速度も、用途機能も一切持たない状態になって、無限の可能性ひとつそのものになるのです。

そうなれば人間は、自らの脳や機械的条件反射から解き放たれていきます。
それはつまり、条件によって変わってしまう「機械的条件の反復」から自由解放されるということです。

真実にあるのは、条件付けされることがない永遠不変な動きだけ、主語(S)も述語(V)も分別が不可能な永遠不変なひとつの動きだけがあるのです。
その真実世界そのものになり、真実を道具として活用する「尊厳時代」がすでに産声をあげているのです。

これまでのように世界規模で、まるで虚偽が真実であるかのように繰り返し教えてきた「虚構の時代」は、まもなく崩れ落ち、消え去っていくでしょう。

これは、宗教と科学の双方が契約した内容が露わになることを意味します。
宗教も科学も、真理を放棄しただけではなく、愚かな欲求や欲望に人間を導くことに契約、合意したことが明るみに出る時代なのです。

より具体的に言えば、宗教は社会構造をつくり、その構造を持続・維持するための意味や秩序を創造することを担当していました。

一方、科学は意味や秩序づくりを放棄し、代わりに力を獲得することで、病気の治療薬や食料、軍事兵器獲得の役割を担う契約をしていました。

ですから宗教も科学も、宇宙自然が何なのか、現実世界が何なのか、宇宙や現実が生まれる前はどういう状態で、それがなくなった時はどういう状態になるのか。
また、時間とは何なのか、時間が無いところから、時間が生まれる仕組みは何なのか、などについて語ることは皆無ですし、そこに対して関心すら持っていません。

このように、人間を騙し、人間に真理を放棄させることが宗教と科学の洗脳の方向性であり実態なのです。

AI(人工知能)による無用者階級の大量生産という未曾有の危機を迎えた現代において、この時代を救済する「英雄集団日本」が大活躍するときがきたことは明らかです。
令和ののぼりを立てて真理を明らかにさせ、of the真理、by the 真理、for the真理によって尊厳文明を誕生させる日本の大きな目覚めが始まっているのです。

これらのことを踏まえて、今回の令和シリーズ21では「いつも内外(なかそと)ひっくり大反転する心、“ただいまの心”」について話をしたいと思います。

普段、日本で何気なく使っている言葉のひとつに「ただいま(只今)」がありますが、これは一体、どういう意味を持つのでしょうか?

違いと違いが出会った経験をゼロ化させて、「もっといい経験をする心の状態になります」という意味が「ただいま」という表現です。
つまり、過去の経験に囚われずにオールゼロ化して、「さらにそれ以上の素晴らしいクリエイティブをつくります」という心、「0=∞=1の源泉的な心(オリジナルマインド)の動きそのものに戻りました」という報告が「ただいま」が持つ意味なのです。

数学でみると、復元数である、Joker’s Number「J」に戻ることを意味します。
(復元数Jとは、私が発見した概念であり呼称です。)

つまり、多様な実数R状態の動きを終わらせて、オリジナルマインド(本来の心)に復元、復帰することに成功したことを報告すること、実数Rが復元数Jに変わること、物質やエネルギーが虚数化され、虚数(複素数)i が復元数Jに戻ったときの心が「ただいま」の意味です。
これは令和状態に戻ることを意味するのです。

内外(なかそと)がひっくり返り、√iを√化(2重根号)したら復元数Jになります。
そのときにイメージ不可能、認識不可能、感じることが不可能な状態、脳から自由解放されたオリジナルマインド(本来の心)になるのです。

人間の心が「J」になったときに、初めて哲学ができる令和状態になり、それが人間の一番理想的な状態だと言えるのです。
そうしてやっと、自分の考えや自分の論理展開、自分の感情、自分の人生を自ら設計できるようになっていきます。

それは、点がひらいた状態、意識がひらいた状態、エネルギーがひらいた状態、宇宙自然・歴史文明がひらいた状態、身体と考えがひらいた状態です。

すべての事物はどんな本質も持たず、ただ瞬間、瞬間におこる権力関係の産物に過ぎません。

観点が変われば、解析や編集が変わります。
解析や編集が変われば、社会権力構造が変わり、社会権力構造が変われば、関係が変わり、関係が変われば、存在一つひとつの意味や価値、そして特徴が変わり、事物一つひとつの特徴や用途、意味が変わるのです。

そのすべての存在の意味や特徴を、今この瞬間に一気に令和状態に復帰させるのが、√iを√化した復元数Jなのです。

事物や存在一つひとつは本質を持っていません。
ボールペンだけどボールペンではない、人間だけど人間ではない。存在一つひとつは、どんな本質、方向性、ポジション、速度、力も持たないのです。

それなのになぜ、ポジションや方向性、速度、力を持つようになるのでしょうか?

その鍵は「形状記憶+α」という仕組みです。

宇宙の進化の裏には、形状記憶+αの動きの繰り返しが隠れています。
形状記憶+αによって意思決定が可能になるのですが、この「+α」は、宇宙の瞬間変化率e(ネイピア数)で、その数値は2.71828…と、3を超えない数値に留まります。

我々人間は、脳の観点に固定された状態ですべてをとらえるため、すべて決定された状態しか見ることができません。
そこから、社会権力構造の支配権力に対して、部分的なNO!をする対抗権力を生み出し、権力争いの歴史を繰り返してきました。

しかし、私たちは今、尊厳権力を得ることができるようになりました。

それは、脳の観点に固定された状態から自由になり、宇宙の外、つまり一番遠いところから観ることによって、自分の宇宙を自分で統制する令和天国をつくり出せるようになったのです。

社会構造の中に、+αが入ることで観点が変わります。
観点が変われば解析や編集が変わります。

その「形状記憶+α」が集まることで、上部構造、下部構造という社会権力構造が次第に変わっていくのです。
社会権力構造が変われば、関係が変わり、関係が変われば、存在の特徴が明らかになって決定されるのです。

このことは何を意味するのでしょうか?
例えば、小説は作者によって初めに決められた通りにストーリーが展開します。
ですから小説は「決定論」だと言えます。

それとは違い、「+α」の蓄積は、その時々の要素によってプロセスが変わるため、「形状記憶+α」はシミュレーション(100%決まり切ってはない)と言えます。

つまり、「形状記憶+α」の宇宙の作動原理によって、すべての存在の特徴が決定されるため、「現実の事物すべては、宇宙コンピュータ(Personal Universe)のシミュレーションの結果」であり、人間は宇宙コンピュータの作動の結果の中に住んでいるといっているのがnTechエヌテックの世界観です。

この仕組みによる大きな構造の中で、多様なシミュレーションが生まれ、その確率が決定されていくのですが、そのシミュレーションのひとつに「英雄集団・日本によって世界が大統合されていく」というシミュレーションもみえてきます。
それに気づく人が増えれば増えるほど、その流れが後押しされて強まります。

けれども逆に、そこに気付く人が少なければ、別のシミュレーションに変わるのです。
別のシミュレーションでわかりやすいものは、アメリカと中国の戦争による新秩序構築です。

今、アメリカと中国が闘っていることは周知のことと思います。
アメリカは財政が危険な状態にあり、基軸通貨を守らなければならないのですが、それを中国が潰しにかかるために戦争を起こりかねない状態です。

この両者の闘いを日本が統制するためには、今ここ「1」から観る完全観察システムとつながった日本による救済シミュレーションに、日本が自らスイッチを入れることです。

アメリカと中国の覇権戦争による新しい秩序の構築にいくか、それとも日本が平和的に統合していくのか。
どちらに舵を取るのかは日本次第です。

英雄集団・日本の世界救済プロジェクトにスイッチが入るか、入らないか。その大事な局面を迎えているのです。

私は英雄集団・日本による救済シミュレーションのスイッチオンを具現化したいという一心で、23年前からJAPAN MISSION 、JAPAN DREAM 、JAPAN MIRACLEをやり続けてきました。

そして、今「1」で生きる令和ののぼりが立ち、まさにスイッチが入るときがきたと思います。

文面だけでお伝えするのに限界があるので、多様なシミュレーションの中で、日本にスイッチが入るシミュレーションになるように、多くの日本のみなさんと講演会などを通じて、今回の内容をもっと具体的にお話ししたいと思います。
そして日本が目覚め、アメリカと中国を戦争が起きないように統制し、エリート時代の終焉を引っ張っていく日本の令和維新にnTechエヌテックが貢献できたら幸いです。