2020.01.19 令和哲学シリーズ

【令和哲学42】世界基軸教育を発信する教育経済のモデル都市大阪とは?

編集部:令和元年11月30日に福岡で開催されたリライズフェスティバル福岡に続いて、2020年3月7日は、大阪で世界基軸教育を発信するArt of OSAKA(大阪美学)をスイッチオンさせる1000人が集うイベントを企画実践していらっしゃいますね。令和哲学者から観る大阪の価値とは何でしょうか。

Noh:はい。24年間をかけて、日本から世界基軸教育発信システムを構築し完成させてきましたので大阪で1000人が集まる歴史の現場で皆さまに初公開出来たらと楽しみにしています。

大阪は、侍たちの精神エキスを土台にした経済発展のモデル「天下の台所」という時代から大阪商工会議所や大阪証券取引所等を含め、明治維新の日本の産業革命、商業革命の両方を同時に実践し、長らく東洋のマンチェスター的な役割機能を果たしてきました。

大阪の役割を歴史的な脈絡から整理してみると、1.0バージョンというのは「天下の台所」と言われた豊臣秀吉の大阪城の時代です。令和哲学者として大阪の役割を、ストーリー性を持って面白い視点を取り入れ表現してみれば、物質文明を開いた物質は原子であり、物質の基本単位である原子から、中性子を織田信長、陽子を豊臣秀吉、江戸へと飛んだ徳川家康を電子という視点で観ています。東洋のマンチェスターと言っているのは、マーケット活性、産業革命、商業革命の震源地でもあり、これは神の見えざる手でマーケットの心臓でもあると言えます。

この物質文明を超える大阪出発の令和維新の精神文明は、織田信長の中性子、豊臣秀吉の陽子、この核の更なる中心の中にセッティングされている「間」、この間こそ神の見えざる目であり令和維新の中核になるのです。東洋のマンチェスターを通過した大阪は、神の見えざる手のエキスである世界基軸通貨、金融取引を補えるのは、神の見えざる目であり、それが世界基軸教育の核になるのです。物質文明から精神文明を誕生させ、日本の魂、鉾(ほこ)だけがある明治維新の精神日本の勝負から、霊を取り入れた霊魂の進化である世界基軸教育で日本の盾(たて)が完成できた令和維新の精神で勝負することが、大阪3.0バージョンの偉大で神聖な地域ミッションだと思います。

世界基軸教育、世界の根源、宇宙の根源から世界を整理整頓して理解する新しい知識生産方式と新しい理解方式を案内するのが世界基軸教育であり、神の見えざる目が誕生するところは東洋のマンチェスターであった大阪からではないでしょうか。

大阪は力動性溢れるダイナミック精神で認識革命を全世界に広げる役割を果たせるでしょう。世界基軸教育の出発、新しい精神を出発させ、世界経済の最中心都市になれる、その都市が大阪です。

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大阪1.0バージョンとして日本一の天下の台所であった織田信長、豊臣秀吉の時代から、明治維新で五代友厚を中心に大阪商工会議所や大阪証券取引所など、東洋のマンチェスター金融経済を生んだ2.0バージョン、世界基軸教育を発信しグローバル教育の中心大阪に生まれ変わる時が大阪3.0バージョン令和維新です。人間の一番基礎となる基軸教育で新しいチャレンジ精神を存分に発揮し世界の中心になることが、大阪が令和時代に果たしていく使命です。

令和の時代は心の時代です。心をビジネス化するにはEducation(教育)+Economic(経済)のEdunomic(教育経済)を活用し軍事経済から教育経済へパラダイム転換させる大阪の勇気が絶対的に必要です。合わせて教育技術(EduTech〜Education+Technology)を土台にした教育経済のモデルを創り、軍事経済のモデルになった「モノづくり」から、宇宙の根本・世界の根本である源泉的動きそのものになった「人づくり」である世界基軸教育も必要です。

Internet of Human (IoH)の時代から5GのICT技術がリードしていくInternet of Thing(IoT)、そして間髪入れずに続いてくるInternet of Everything (IoE)、PC(Personal Computer 以下PC)からPU(Personal Universe 以下PU)の時代をリードしていく時代へと日本を開いていけるのは、日本で一番ダイナミックな都市大阪にほかなりません。アナログスピード認識からデジタルスピード認識に変えていく人間の基軸教育。時間が掛からないのがエネルギーの動きですから、電気半導体、光半導体、量子コンピューターから大阪は心の半導体を活用するPCからPUの世界基軸教育がブランドになるでしょう。これは東京一極集中の日本発展の方向性を大転換させることにも貢献できると思います。

  • 令和哲学チャンネル No.41 産業革命の時代から認識革命の時代へ 『日本の企業家精神の震源地・大阪』

 

編集部:大阪が世界基軸教育の発信地として教育経済のモデル都市になる時、一体何が変わっていくのでしょうか?

Noh:そのことを通して、一番変わるのがチームプレーです。今までの経済プレートでは、私たちは常に意識でも無意識でも根底に我慢がありながら一生懸命チームプレーをしてきました。ですが、これからは基軸教育が入ることで、互いが観点の問題を解決できている状態を基に、たとえ誰もが∞アウトプットしたとしても全員が納得のいく秩序を作ることができるようになります。観点の問題を解決した人たちの集まりならば共通土台がありそれが可能なのです。

何より大阪は本来、チームプレーが大好きな人たちです。大阪人たちは何を置いても真っ先に深い信頼関係がしっかりと構築できているのです。信頼関係がなければ、これほどまでの経済発展は不可能ですただでさえ信頼関係が構築できている大阪に、観点の問題が解決できる認識技術が入ったら一体どんな変化が起きるでしょう。歴史最高最強の一番深い信頼関係モデルができるという意味です。

また、大阪は元来船民族です。全国からの商売物流の中心になりました。そこから明治維新の時は東洋のマンチェスターと言えるくらい莫大なお金の取引があって、信頼関係がしっかり発達できているのが大阪という経済都市です。ゆとりがない時代が続いてきた今、人間一人一人の心がPCからPUになることで、誰の心にもゆとりができるようになります。観点の限界を突破して心と心とで深く繋がれる、世界で一番信頼度が高い地域が大阪となるでしょう。その絶大な信頼を軸にビジネスが活発に展開できる都市となります。偉大な事業・ビジネスが生まれるための絶対条件は、自己信頼・他者信頼です。

この信頼を世界一持っている大阪地域から新しい希望の資本主義モデルが誕生するのは当然なことだと思っています。

Give&Takeのスピードが信頼の基で日本一活発に動く東洋のマンチェスターが大阪だったのです。その大阪中心の日本の明治維新の精神をゼロ化して、東京中心の西洋の個人主義中心の資本主義モデルで日本の骨抜き政策が実行したのがGHQの意図だと思います。東京中心の経済が活性化していますが、明治維新の初期はすべて大阪から出発しているのです。すなわち認識経済認識産業の出発、世界基軸教育、教育経済、EduTechをスタートさせ具現化するには、大阪は最適地でしょう。アナログ認識を基軸教育、ダイナミック哲学でデジタル認識に移動できる教育を産業化できるのが、信頼の元でGIVE&TAKEのスピードが力動的活発なエネルギーを持っている大阪だと思います。

令和哲学では人生はS(主語)V(述語)がある世界ではすべて錯覚だと規定しています。大阪がお笑いで有名であることも非常に意味があるのです。錯覚現実であることを分かって、敢えてボケと突っ込みをしながら儲かっていく必要があります。悟りの技術化、ビジネス化、産業化を牽引していく未来都市大阪に∞可能性を感じています。

3月7日の大阪リライズフェスティバルでは、新しい教育経済出発の都市大阪で皆様とお会いできることを心から楽しみにしていますし、PCからPUの時代をリードしていく英雄集団日本のメッセージ発信時代に「今ここ」完全観察システムであるnTechエヌテックが貢献できたら幸いです。

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