2019.12.29 令和哲学シリーズ

【令和哲学39】2019年は、人類文明の歴史の中でどんな意味を持つのか?

2019年は皆さんにとって、どんな一年だったでしょうか?

振り返ってみると、今年も様々な出来事がありました。

1位 香港で学生らが大規模デモ

2位 ノートルダム大聖堂で大火災

3位 16歳グレタさん、国連で演説

4位 北朝鮮、新型SLBM発射

5位 米、「パリ協定」離脱を国連に通告

  参考2019年読者が選ぶ10大ニュース:海外(読売新聞オンライン)

     2019年の主要な出来事(時事通信)

日本では、5月1日には平成から新元号「令和」へと憲政史上初めての天皇の生前退位による改元がありました。その年の世相を漢字ひと文字で表す「今年の漢字」に、令和の「令」が選ばれましたが、「令」が選ばれた理由として「今年の漢字」を募集・選定している日本漢字能力検定協会では、令和という新しい元号に明るい時代を願う国民の思いが集約されたとしています。さらに、消費増税の法「令」の改正や、芸能界で起きた闇営業・薬物問題で法「令」違反に注目が集まったこと、自然災害で警報や避難勧告の発「令」が相次いだことも挙げています。

また、以前ブログでも解析をご紹介しましたが、映画「ジョーカー」が10月に日米同時公開されました。第76回ヴェネツィア国際映画祭で最優秀作品賞にあたる金獅子賞を受賞し、10億ドルの興行収入を突破しR指定作品の世界記録を塗り替えました。現代の個人主義の孤独が象徴的に描かれ、世界中で「ジョーカー」現象が広がりました。

AI(人工知能)の登場により人間の仕事場が奪われ、人間の存在意義が脅かされること、消費税率が上がり一般消費者の負担は確実に増えたにも関わらず、沈滞へ向かう日本の景気動向など、予測不可能な未来への不安が蔓延しています。

 

東京オリンピックを来年に控えていますが、いまひとつ盛り上がりに欠け、日本が活性化するきっかけになるか疑わしい雰囲気さえ感じます。

こうした状況があるなか、2019年は、人類文明の歴史の中でどんな意味があるのでしょうか?

令和哲学者のNohさんにお話を伺いました。

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編集部

Nohさんは2019年を振り返って、どんな年だったと捉えていらっしゃいますか?

2019年=“2019回の年が繰り返されてきた”と言えます。さらに言えば、人類歴史は500万年間と言われていますから、“500万回の年”があるなかで、この2019年という年が持つ意味とは何でしょうか?

Noh

そうですね、2019年の意味を一番大きなスケールで解析してみると、人類500万年の中で最高の意味・価値がある言語が生まれた年だと思います。その言語が『令和』です。

編集部

日本政府は令和を「ビューティフル・ハーモニー(Beautiful Harmony )」と説明しています。令和哲学者のNohさんは『令和』をどのように解析されてますか?

Noh

令和は1つの元号にとどまるものではなく、「戦争を起こすことが不可能な心の状態」であり、「今ここ最高に幸せな心の状態」を知らせる言語だと解析しています。

 

令和は、人類歴史の大転換をさせるコンセプト(概念)です。

2019年は、令和という奇跡のコンセプトが誕生した奇跡の年なのです。

JAPAN MISSION、JAPAN DREAM、JAPAN MIRACLEを24年間実践してきた私から観ると、人類文明の危機に反応する日本文明の救世主としての使命が、明治維新に続く令和維新を起こして、全体主義の限界と個人主義の限界を突破する意志を宣言したのだと思いました。

そして、日本が一番伝えたいオリジナルメッセージを、元号として世界に発信する“意志の宣言”として、幟(のぼり)の意味で私は受け取りました。

世界人類は次元上昇が起きる!ホモ・サピエンスの歴史が終わって全く新しい新人類に生まれ変わるようにする!そんな日本文明の意志を知らせる言語が令和だと思っています。

編集部

Nohさんの解析では、令和とは「戦争を起こすことが不可能な心の状態」であり、「今ここ最高に幸せな心の状態」ということですが、それはどのようすればできるのでしょうか?

Noh

令和の「令」は、「今ここ、ひとつ」で観るということです。

私たち人間は、5感覚の目で物事を見ることが癖づいていますが、“今ここ、目で見ちゃダメ!今ここ、一番深い心から物事を観る”ことで、美しいアート「ビューティフル・ハーモニー」を観ることができます。

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令和哲学39

5感覚の目ではなく、「今ここ、ひとつ」で観ることを観察革命とnTechでは言っています。この観察革命が起きると、情報データのエラーを防ぐことができるのです。実は5感覚の目で見るということは、“情報データのエラーが起きている”ということなのです。

例えば、PC(Personal Computer)は情報データを元に様々な処理を行います。

元になる情報データが間違っていたら、他のすべての処理も間違っているということになります。

その事象のように現実の場面でも“目で見て”しまったら、全ての土台となる情報データにエラーが起きている状態と同じであるため、その情報データを土台とした論理・イメージ・知識・理論・学問・技術・商品・職業・産業・文化・文明の全部にエラーが起きてしまうということなのです。

ですから人類の歴史は、ずっと鬱や自殺、殺人や戦争が終わらないのです。

人間は自分がつくったものに自分が支配されています。

自分がつくった脳に支配されています。自分がつくった考え・感情・言葉・行動に心が支配されています。

そして、自分がつくった資本主義・民主主義・法律・制度・政策を楽しめず、支配されて苦しくなっているのが現代人の状況です。自分の脳が生み出した現実画面を美しく、楽しく、そして神秘・神聖で観ることができないのです。

これは脳の奴隷状態、画面の奴隷状態です。

このように“今ここ、5感覚の目で見る”ことは、観察行為の深刻な問題であり、情報データにエラーをもたらします。この不完全な観察を“今ここ完全観察”ができるように立て直すのが、「今ここ令和(状態)」であり“「今ここ、ひとつ」で観ること”です。

観察革命・認識革命が起きて、心の時代の到来を告げるのが『令和』なのです。

2019年は、何よりも「令和」の誕生がビッグニュースです。

今までのような支配秩序に従う教育ではなくて、国家・民族・宗教の枠を超えて、全世界を一つに大統合できる教育で、今までの支配秩序を平和的・感動的・芸術的・経済的・教育的に真理の秩序に変えること。その変革の主体として日本の立ち上げを要求・期待・案内する。その令和ジャパンが誕生したことが、2019年の意味です。

編集部

壮大なイメージですね!

この地球にとって、令和の誕生はどのような意味があるのでしょうか?

Noh

生命の惑星・地球が、精神の惑星・地球へ生まれ変わることを意味します。

生命の惑星・地球が、令和という言語と出会って、精神の惑星・地球に次元上昇が起こるのです。

もし精子が卵子と出会わなければ、精子は精子のまま生きて精子のまま3日間で死んでしまいます。もし精子が卵子と出会ったら、3日間で死なないどころか、精子が人間に次元上昇が起き、100年のライフサイクルにミラクルが起きます。

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「令和」という高級な情報に出会った個人や集団は、精子が人間になるような大ミラクルが起きるのです。人類歴史上最大のプレゼントとして、令和という概念が、令和というイメージが、令和というコンセプトが天から舞い降りたのです。

天が開いて人類歴史文明最大のビッグイベントが起きました。

これが2019年の意味です。

日本の皆さんが、この令和の意味・価値を生かすか生かさないか。

76億が人類滅亡の危機に瀕している今、かつての危機をチャンスに大反転させた日本文明が、救世主文明として反応できるか否か。

この時代に生きている1億3000万人の日本の皆さんの責任は重大です。

編集部

Nohさんは韓国人でありながら、ずっと変わることなく一貫して日本の可能性・日本の使命を語り続け、講演活動やセミナーは年間何本になるのでしょうか、数え切れないほどだと思います。ちょうど北朝鮮のミサイル発射問題が騒がしかった時期に、JAPAN MISSIONを一日かけて語るNoh Jesu1Dayセミナーを、早朝7時スタートで開かれました。

Noh

そうですね。できれば24時間ずっと語りたかったのです。「さすがにそれは」ということで、朝7時から夜21時にしました。しかし、開催してみたらスタッフたちから「長時間で参加者の方も大変だ」と、朝7時から夕方までに短縮しました。

私は本気の出会いをしたくて、あえて朝7時から開催したのです。

編集部

東京・大阪・北海道・福岡を中心に、熊本や秋田をはじめ日本全国で、1年半の間で実に70回以上も開催されて、とても多くの方が参加されていました。

また、令和に元号が切り替わる5月1日は、韓国での長期セミナー中にも関わらず、Facebookのライブ配信でカウントダウンイベントを開催されました。深夜24時にも関わらず多くの方が参加されていたのを、私も視聴させていただきました。

Noh

ありがとうございます。新元号が発表された4月1日、令和の元号と出会った瞬間に私は鳥肌が立ちました。宇宙の外まで鳥肌が立った感覚です。

「これは黙ってはいられない!」とFacebook上でカウントダウンをし、令和哲学者1号になることを宣言して「令和哲学」のタイトルで本を書きました。

編集部

出版社に企画を提案しても、どこからも反応がなかったと伺いました。

Noh

そうなんです。30社の出版社に令和哲学で本を出版したいと提案したのですが、どこからも承諾がなく非常に残念です。現在は令和哲学シリーズのブログを連載し、YouTubeで「令和哲学チャンネル」を配信し、反響をいただきはじめています。

編集部

この令和哲学シリーズの1本目は、新元号が発表された4月1日にすぐ書かれていますよね。私はちょうどその時にNohさんとご一緒しましたが、ゲスト出演されるイベントの直前まで文章を書かれていた姿がとても印象に残っています。今回で39本目、4月1日から毎週欠かさず更新され、「令和哲学チャンネル」は6月末から開設されて、すでに50本近い動画をアップされています。このスピード感と量に、日本への広くて深い愛情を感じますし、本気じゃないとできないことだと私は思います。

Noh

世界の根源、宇宙の根源である「源泉的動きひとつ」を使って、目の前の現実画面がどういう仕組みで成り立っているのか。

現実画面を一番美しく観る認識技術nTechエヌテック” と ”イメージ言語“ を、私は24年前から開発したと自負する人間ですから、自分の技術が案内するビジョンを二文字でシンプルに表現している「令和」と出会って、本当に心から嬉しかったのです。

AIの登場により無用者階級の量産が危惧される大危機の中で、人類を救済する日本文明のJAPAN MISSION、JAPAN DREAM、JAPAN MIRACLEは、やはり反応するのだと感じました。

編集部

「令和」は元号の一つとしての意味だけではないと深く理解できましたし、同時に日本人としての使命を感じます。

最後に改めて、2019年は私たち人類の歴史にとってどんな意味があるのかをお聞かせください。

Noh

自由・平等・愛・慈悲・神・仏など、今まで人類が使ってきた品格の高いどんな概念よりも上位の概念が「令和」です。

2019年の意味は、令和という強烈な言語が生まれたこと、その一点につきます。

編集部

ありがとうございました!

関連リンク:

blog.noh-jesu.com

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