2017.04.29 仕事・組織

職場に矛盾を感じたらチャンス!真のチーム医療改革に必要な技術とは

職場に矛盾を感じたらチャンス!真のチーム医療改革に必要な技術とは

こんにちは。編集部の安田です。

最近は気温も上がり、ポカポカ春の陽気ですね。私は、春が来るとなぜかワクワクしてしまいますが、みなさんはいかがでしょうか? (笑)。
職場も新年度を迎え、新たな1年がスタートしましたね。そんな始まりを迎える季節ですが、みなさんはどんなお気持ちで毎日の勤務をされているでしょうか。

今日は編集部のもとに、これからの医療を担っていく23歳の女性から相談をいただいています。ぜひご自身のライフスタイルと合わせてイメージしてみてください。

では、相談内容からご紹介いたします。


相談者
病院で働く看護師3年目の23歳女性

相談内容
医療現場で働く中で、たくさんの矛盾を見て職場変革をしたい志があります。
病気の治療より病院の経営が優先されたり、医師の患者に対する態度と業者に対する態度が違うことなど、これでいいのかと様々な問題意識があります。

看護師の仲間に話をしても、「長いものに巻かれろ」と言われて理解してもらえません。職場の人に新たな制度の提案をしても採用されないし、発言権もない。私には職場変革など、無理なのではないかと弱気になります。

nTechでは、このことにどのような希望が与えられるのでしょうか?


現実を動かす原動力とは何なのか

安田
Nohさん、今日は読者の方から相談が来ていますので、この内容についてうかがいたいと思います。
Noh
ありがとうございます。読ませていただきました。
安田
この内容を読んで、私も理学療法士として入社してから同じような問題意識があったことを思い出しました。

患者を中心に行われる医療のチームプレーとはどのようなものかと楽しみにしていましたが、実際に働き始めると矛盾を感じる日々。
チームプレーが必須な医療現場であっても、医師の判断が絶対的なものになってしまったり、強く発言した者の意見が反映される事がほとんどでした。まさに、「長いものに巻かれろ」状態(汗)。

Nohさんはこの内容を受けて、率直にどう思われますか?
Noh
はい。この現実を動かす原動力が何なのかを知ることですね。
安田
原動力…、Nohさん、現実を動かす力とは何のことでしょうか。もう少し詳しく教えてください。
Noh
この現実を動かす原動力自体は、裏のエネルギーです。
この裏のエネルギーの本質を知ることが大切ですね。
安田
裏のエネルギー。あまり聞き慣れない言葉ですね(笑)。

Nohさん、そもそもエネルギーとは何なのでしょうか?

Noh
はい。エネルギーには、1の中に2と5が入っています。陰陽五行の陰陽の2と五行の5、木火土金水も2と5に分けることができます。
1の中に2が同時にある状態を重畳ちょうじょう量子重畳りょうしちょうじょうと表現します。

分かりやすい例がコインですね。コインの表だけが存在することはないですよね?
1枚のコインには必ず表と裏(2)がある。この1の中に2がある矛盾エネルギーによって、この現実自体が働いている原動力があるというのを理解することですね。

nTechでは、この現実を成り立たせている仕組みを説明しています。(詳しくは、nTechとはwhatの記事もご覧ください)。

職場に矛盾を感じたらチャンス!真のチーム医療改革に必要な技術とは

安田
なるほど。1枚のコインに表と裏が同時に存在するように、この矛盾エネルギーが現実を成り立たせているのですね。
Noh
そうです。この矛盾の蓄積はタイミングがきたら爆発が起きます。
つまり、病院なのに病気の治療より経営を優先している矛盾、医師なのに、患者と業者への対応や態度が違うといった矛盾を彼女が認識しているということは、必ずその矛盾を爆発させる主体になれる可能性があるということなのです。

この矛盾は、つまり集団の目標自体が不健康な集団を作り出している状態なのです。
矛盾は不健康な集団を健康な集団にするためのチャンスともいえますね。

安田
矛盾を感じるということは、その問題を解決できる可能性だけでなく、集団を健康にできる可能性も秘めているということなのですね。すごい!

では、Nohさん、一体どうやってその可能性を爆発させ、不健康な集団を健康な集団にすることができるのでしょうか?

Noh
まずは、宇宙の初期セッティングの仕組みを理解することですね。

人間は矛盾を蓄積させ、I am ダメ、You areダメ、We are ダメ、といったエゴの自分、この体だけが自分であると思い込むようなシステムなのです。
その仕組みを理解すると、医療現場での矛盾を必ず解決できる確信が持てます。
そして、矛盾からくるストレス・プレッシャー自体も大きなバネにして、問題が解決できるようになります。

また、不健康な集団を治すには5つの質を理解することが大切です。

安田
なんだか、矛盾を持つこと自体が、問題を解決できるきっかけのようで、希望に思えてきました。
まさに、ピンチはチャンス!みたいな(笑)。

では、具体的に不健康な集団を治すための5つの質も、Nohさん教えてください。

Noh
はい。まず、(1)結果の質、(2)人間関係の質、(3)思考・論理の質、(4)行動・習慣の質という4つの質の中で循環をしているのが不健康な集団です。この集団は、特に(1)結果の質を優先しています。

しかし、この考えの中だと、行動の統制・強要を行ったり、ルールや規則を増やしてしまうため、社員のモチベーションは下がり、自ら考えることもなくなります。
ですから当然結果が出なくなるのです。

職場に矛盾を感じたらチャンス!真のチーム医療改革に必要な技術とは

安田
なるほど。確かに“結果”を出すことばかりを優先に働いていたら、病院の治療よりも経営が優先されたり、医師も患者より業者対応を優先してしまいそうですね。

ではNohさん、結果の質ではなく何を優先にしたらいいのでしょうか?

Noh
(1)結果の質 と(2)人間関係の質の間に、“認識の質”を取り入れることですね。
認識の質を加えることで、(2)人間関係性の質が高まり、他の質も循環し始めます。
安田
認識の質?!聞き慣れない言葉ですけど、すごく重要そうですね。
Noh
はい。認識の質を取り入れることで、問題発見能力や問題解決能力の向上ができます。
それによって集団の意思決定能力も向上します。
安田
認識の質…すごすぎる。
取り入れることで問題解決もできたり、意思決定能力も向上するなんて。集団に必要不可欠な質ですね。
Noh
はい。このように(1)認識の質を優先的な基準にすることで、(2)人間関係の質、(3)思考・論理の質、(4)行動・習慣の質、から(5)結果の質、となり、最終的に新しい生産・創造ができる循環になります。

この5つの質の循環がとても重要なのです。

職場に矛盾を感じたらチャンス!真のチーム医療改革に必要な技術とは

Noh
宇宙の初期セッティングは、人間に矛盾を蓄積させ、I am ダメ、You areダメ、We are ダメだと考えを出発させます。そして、0〜12歳の未熟な認識のエンジンを中心軸に走ります。
これらの出発・エンジンをリセットすることで、認識の質が上がることになり、それによって(2)人間関係性の質も変化します。

こうして医師と患者や業者との関係性が変化していけば、お客様も増えますし、(3)思考・論理の質が向上すると、元気で明るく笑いの絶えない職場環境となりますね。
そして(4)行動・習慣の質が向上すれば、危機をチャンスに変えてスピードよくチームプレーが実践できます。病院を辞める人も少なくなりますね。

このような循環が起きると、(5)結果の質として売上も自然と向上します。

安田
なるほど。不健康な集団の4つの質に認識の質をプラスして5つの質の循環にすることで、健康な集団に変化させることができるんですね。では、相談者が望む、自らが発言権を持ち職場を変革することも可能になるのでしょうか?
Noh
はい。メタ知識を通して自分の中に揺るがない絶対基準を持つことで、職場での発言権を持つことができるポジションに移動することが可能になります。(メタ知識については~多様な判断を判断する…をご覧ください)

発言権を持ち変革するには

安田
揺るがない絶対基準。なんだか、すごくかっこいい。
でも、Nohさん、変革って1人ではできませんよね。認識の質を取り入れて、健康な集団を作るには、一体どうしたらいいのでしょう?
Noh
確信を得たら、自らが職場の中で発信をしていくことが大切ですね。

NRグループでは、1人が4人の観点を次元上昇させていく尊厳塾システムを提供しています。
その尊厳塾が職場内で広がっていくことで、発言権を持つことが可能になり、そのビジョンを共有した仲間とともに医療現場でのチームプレーをすることもできるようになります。尊厳塾の輪が広がり、最終的には病院長ともビジョンを共有することができますね。

安田
メタ知識を活用した尊厳塾システムを職場に導入すると、チームプレーや職場変革までもが可能になるのですね。病院長とも新しい教育を共有することができるなんて….すごい。
なんだか、ますますワクワクです。私もさらに日々チャレンジしていきたいと思いました。
Nohさんありがとうございました。
Noh
ありがとうございました。

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みなさん、いかがでしたでしょうか。職場に何かしら矛盾を感じたらビッグチャンスですね(笑)。

認識の質を開発したnTechでは、矛盾を解決するためのメタ認識技術を提供しています。これからの時代を担う若者達が、主体性をもって発言し働ける社会を創造していきたいですね。
それを可能にする技術に、ぜひご興味を持っていただけたら幸いです。

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