令和哲学カフェ特別企画
ブックダービー“知のB1”を開催しました。
たった3日で知識総量が2倍になると言われる情報過剰時代。私たちは、どんな基準軸を持って情報・知識・技術を整理整頓、リテラシーすればいいのでしょうか。そして、AI時代の新しい産業・職業を開拓していけばいいのでしょうか。
今回も素晴らしい5冊の本を紹介していただき、ありがとうございます。いつも順位を決めるのは簡単ではないですね。1位と2位は最後まで悩みましたが、最終的に、井上裕美さんが紹介してくださった
『自分の中に毒を持て』岡本 太郎 著を第1位に決めました。
現在、大阪では関西・大阪万博が開催されていますが、日本は、EXPO哲学によって認識経済が活性化し、アメリカより3倍のGDPを達成していくと予想しています。また、本のタイトルも非常にインパクトがあります。「日本!原爆を落とされた広島、長崎の苦しみ・悲しみを忘れるな!」
直接表現はされていませんが、著者の岡本太郎さんの中にも、本を紹介してくださった井上裕美さんの中にもその想いがあるんだなということを感じました。そのような理由から、第1位を決定しました。
第2位~第5位は以下のとおりです。
第2位
坂中 ゆうこさん
『火の鳥』手塚 治虫 著
第3位
小杉 伊吹さん
『機動戦士ガンダム』富野 由悠季 著
第4位
坂部 由希子さん
『いい加減目覚めなさい 二ホンという滅び行く国に生まれた若い君たちへ・総集編』秋嶋 亮 著
第5位
井上 晴絵さん
『何も持ってないのに、なんで幸せなんですか?──人類学が教えてくれる自由でラクな生き方』奥野 克巳、吉田 尚記 著
今回紹介された5冊の本をしっかり読んでいきましょう!
次回の開催日程は8月17日(日)21時~22時半です。皆さまのご参加をお待ちしております。
☆第57回のアーカイブ視聴はこちら